フランスワインのボトルは、どんなものがあるかご存知でしょうか?フランスワインのボトルの特長について探ってみましょう。

フランスのワインのボトルってどんなものがある?

ワインショップを訪れて、並んでいるボトルに特長があるのにお気づきでしょうか?
分厚いものや色がついたもの、形が変わっているものなど見かけますよね。
フランスのワインには大きく分けると、3種類ぐらい瓶の形状がありますのでご紹介しましょう。

いかり肩タイプと呼ばれるもの:ボルドー

カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローのようなタンニンが多く含まれているブドウ品種を使ったワインの「長期熟成型」は、深い緑色をした瓶が使われています。
これは、瓶を傾けた時にも澱が外に出ないようにするためといわれています。
また瓶の底のカーブや側面の厚みもしっかりして、ぶ厚くなっています。持ってみると瓶だけで重いです。10年以上の熟成に耐えうるようになっています。
フランス以外の国のワインでも、カベルネ・ソーヴィニヨン主体の長期熟成型のワインでは、同じようにいかり肩の瓶が使われています。

なで肩タイプ:ブルゴーニュ

ブルゴーニュのワインは、ピノ・ノワールやシャルドネがほとんどで、ボルドーのワインのような澱が底にたまる程の渋み成分の多いブドウからは造られないので、なで肩と呼ばれるタイプの瓶が使われています。
色は茶色や薄いグリーンをしていて、底のカーブもなだらかです。

背が高くてスマート:アルザス(ドイツワイン)

上の二つとは全く異なり、頭ひとつ出るように背が高く、細くスマートな瓶なのがアルザスのワインです。ドイツのワインのボトルと同じで、ドイツと国境が近いため文化圏も近く、アルザス地方でもこの形のボトルを使います。

ボトルの色

ついでに、ワインボトルの色についてもご紹介です。
白ワインは、通常、緑(黄緑)か茶色の瓶に入っています。
白ワインは熟成を楽しむようなものや、長期熟成するものが比較的少ないため、透明の瓶も存在します。
本来ワインは光が苦手なので、透明の瓶は色の付いた瓶より光を通しやすく、ワインの劣化の原因になるのですが、すぐ飲んでしまう若飲みタイプのものは、スクリューキャップで瓶の色が透明の場合もあります。
ロゼワインも白ワインと同様、長期熟成するものは少ないです。
また、ロゼワインのきれいなピンク色が、グラスに注がなくても見えるようにということで、透明の瓶が使われていることが多いようですね。